ONKYOのアンプ INTEC205 A-909 電源が入らなくなったので修理
2022年4月のある日、ONKYOのアンプ A-909の電源が突然入らなくなってしまいました。
症状としては、「電源ボタンを押してもうんともすんとも言わない」です。
思い起こせばこれを入手したのは20年くらい前。もう寿命なのかなと思い、買い替えを考えました。
同じものをオークションサイトで探したところ、6、7千円するようで、う〜ん思ったより安くはないな、ということでハードオフにGo!
そう簡単に見つかるはずもないが、同じようなグレードでいいのがあれば・・
って、ありました!
妥当なお値段です。
もうちょっとお安いのを期待しましたが。
もうこれでいいかな・・
と思いつつ、もしかして直せないのかなと思いググってみると、
https://setsuhiwa.com/a-909-nopower-repair/
先人がいましたよ。
これでいけるんじゃないの?ということで一旦購入は保留としました。
先のブログの通りにやってみて、ダメなら考えようという方針に変更しました。
やることを平たく申しますと「コンデンサがへたっているので、取り替えろ」ということですね。
用意するもの
・ハンダ
・ハンダごて
・ハンダ吸い取り
この辺は既にあるものを利用します。
・コンデンサ
先人のブログによりますと「2200uF 16V」のもの、ということです。
秋葉原に行き、とりあえず秋月に行きましたが該当するものがありませんでした。
そこでマルツへ。
ありました。
これですね。
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/66142/
214円、お安い。
念のため2個購入。
作業
まずはガワを開けます。
ム・・これか。
この白い部分は接着剤なのかな・・液漏れしているのかな・・よくわからない。
さて、先人のブログ(頼りきり)によると、これを交換すれば良いらしい。
まずはこれを外さなければならない。
引っ張ったら外れた。いいのかこれで・・?
コンデンサの足が残ってしまっているので、ハンダを溶かして除去しました。
さて、新しいコンデンサを取り付けて、(写真では浮いていますがちゃんと奥まで差し込みます)
ハンダ付けします。
余分な足を切って、完了です。
さて、電源を入れてみますか・・
どきどき・・
よしきた!
いや〜安く済みましたね。
自分で直すと達成感もありますし、また愛着が湧きますね。
先人に再度敬礼して、終わりたいと思います。🙋♂️
後日
いや〜うまくいったなあ、などと思いながら音楽を聴いていましたところ、数日後あることに気づきました。
なんか音が良くなってない?
以前と比べて、音がくっきり、パツンとしている気がするのです。
気のせいかもしれません。
もはや以前の音と比べることはできないので何とも言えませんが・・
いや、前はもっとスカスカした音だったはず・・
今回の修理(改造)は音質への影響があるという認識は全くなかったので、ちょっと驚きました。
調べてみますと、コンデンサの交換で音が変わることは常識のようですね。
なるほど・・
オーディオ沼というものは、こうしてハマっていくのかもしれません。